幼稚園・小学校・中学校等々へ入学するための受験熱が過熱する一方の時代ですから、忘れられがちですが、幼児にとって一番大切な学習は遊びです。このことをいいかえると、幼児は遊びの中からさまざまなことを学習してゆくのです。
乳児期から幼児期への発達過程をへて、子ども達は自分を表現したり、学習したりする場を求めて活発に動き始めます。よく我々は好奇心といいますが、子どもの好奇心は『遊びを通じた学び』を旺盛にするエネルギー源です。ですから、遊びや日常生活の中で、幼児がしつこいほど繰り返す「あれなあに」「それどうしたの」「なんで」「どうやるの」等々の質問ぜめを大人が嫌がってはいけません。質問することで幼児は好奇心をさらにふくらませ、遊びと学習が一体化した生活から様々なことを学んでいくのです。以下では、幼児期の代表的な遊びの意味を考えてみます。