子育ての最終目的は最初の項でも述べたように、よき社会人として子ども達を世に送り出すことです。ですから、さまざまなことが自由自在にできる能力を身につけ、将来、社会で役立つようにするには、そうした能力を育むことになる学びの環境を大人達が用意し、子ども達の学びの心とチャレンジ精神を養う必要があります。
しかし最近、多くのお母さん方はたくましい子育て宣言より、子育ては「難しい」、「わからない」、「どうしよう」といったため息をついている場合が多いようです。昔の人は『ため息をつくと幸せが逃げていく』といっていますが、大人達がため息ばかりついていると『子どもの教育の面白さ』が逃げていってしまいます。
母親の皆さんがかかえる子育ての悩みは多種多様ですが、実際には共通する問題がさまざまな言葉で語られていると見ることもできます。そこで、よく語られる悩みを四つの視点から考えてみることにします。